良い子はマネしないでね
さてさて。ボン太のスピード退院からタイガーで急遽八王子滝山行ってみた話とか、トライアンフ東京さんで初対面の青年達にスラクストンはいいぞおばさんとなって突然営業始めた（迷惑）話とか、色々書きたい事が溜まっているのですが、まずは割とナウなついに寺島事故った話をしようかな、と。
導入は楽しいカートの写真で和やかにしつつ。ちなみにこの通り、次の日には、もう当たり前になっている寝ずのツーリングでカートを楽しむ程度には寺島、元気なのでご安心ください。
そう。この日は母校である武蔵境教習所さんの同窓会。というのは、今回からの呼び方なのかな？大人気の安全運転講習会。二輪、四輪とわかれて二輪は教習所内を課題やったり、走り込みやったりで懐かしのCBをブイブイ言わせて普段は出来ないオートバイの技術向上をしよう！というイベント。竹内が急遽仕事で参加出来なくなり、代わりに行ける〜！という事でインデと二人、行ってきました。
走り込みに千鳥、一本橋、遅乗り、急制動などなど。低速を制す者はオートバイを制すと言いますので（寺島調べ）懐かしの教官の皆様と楽しく、技術を磨いたわけです。懐かしのクランクを高速で通るのはなかなかスリリング。動画を撮ってくださっているので講習の後はカレーを頂きながら動画で自分のフォームチェックも出来ます。うん、割と良いフォームな気がするぞ。
そんな、楽しい上に勉強になる（しかもお金は保険料の200円のみ）同窓会を終え、まだ少し時間があるから少し寄り道しようとなったのが運の尽き…
夜景の見える丘でたまにあがる花火を不思議に思いつつ、（5分に1回くらいのペースであがってたんだよ…）ちょっと休憩して帰りますかと。ここはインデが以前も来た事あったので、コスたけでは普段先頭を走る事の多い寺島が珍しくインデの後ろを走る事に。ナビでは駐車場を出て割とすぐにUターン。右折レーンに入り…おぉ、信号が黄色に。ここで無理、してしまったんですなぁ…。スピード感とかブレーキのかけ方とかでインデが行きそうだなと思い、ぴったりくっつけば一緒にUターン出来るだろうと寺島は加速。インカムで「ごめん、止まる」と言われた時にはどうにもなりませんでした…慌てて急ブレーキでハンドルを左に切りましたが、インデアンのサイドバッグにかすり、ボン太共々ガッシャーン。さすがに結構寺島もいたーーーい。けど、スタントやってたおかげかこういう時、怪我を最小限に抑える特殊スキル持ちなのでさっくり起き上がる。
幸い隣のレーンに入り込む事なく、公道の何かを傷つける事もなく、赤信号中に二人でさっとボン太を起こし、（なおインデアンはエンジンガードが優秀すぎて倒れない）折れたレバーと外れたウィンカーカバーを回収、次の右折信号までには無事Uターンする事は出来たのですが。
何とUターン中、ぶつかった方のインデアンのサイドバッグがもげる。停車して無事回収したものの、応急処置とか出来る状態ではない事が判明…。インデアンのサイドバッグってフェンダーにでっかいネジでついている仕様なのですが、そのネジを根こそぎ折ってしまったようです。250kgと230kgの戦いは熾烈を極めました。
幸いどちらのバイクも走る事には問題がなさそうだったので（少なくとも今すぐどうこうなりそうではなかった）今回は身内だし、お互いのバイク以外他に壊したものもなかったし、お互いの任意保険に車両保証はつけてない事を確認し、じゃぁ自力で頑張ろうとなり…。折れたレバーと外れたウィンカーの応急処置用ビニテと、ボン太の後ろにもげたサイドバッグをくくりつける為の丈夫な紐をインデに買い出し頼み、念の為バイクを見ながら自分が出血等してないかを確認。（万が一高額な治療が必要そうな時は保険を使う場合警察を呼んでないと大変ですからね）肘は若干擦りむいていましたが、他は打ち身で済んだもよう。ちゃんと痛い。（事故のアドレナリンで痛み感じない方が怖い）ちなみにこの時トライアンフのmoto2シェルジャケット着てたんですが、結構ズサーっと行ったのにジャケット無傷でした。薄手なのにすごい。これジャケットが破れたりしてたらもっと擦り傷えげつなかったと思う。
インデに買い出して貰った道具諸々を使い、バイクの応急処置とサイドバッグくくりつけを済ませ、とりあえず帰り道で一番最初にある駐車場広いコンビニまで走ってみよう、と進み、サイドバッグがずれてきたので途中のコンビニでさらに紐で補強し、無事帰宅と相成りました。
インデはコケたわけではないとの事で、後ろから突っ込んだのでムチウチを心配しましたが湿布を貼って事なきを得たという事で良かった良かった。なお寺島は左スネが内出血でタポタポ言ってたりしますが、骨が大丈夫そうなので良し。幸い、先日足の指の骨にヒビを入れた時に貰った処方箋の湿布があったので優勝。ちなみに左足は全体的に濃い目の内出血が点在していますが、大小様々でさながら銀河系…コスモのようです。
いや〜、「かもしれない」が足りませんでした。そして「行けるだろう」は本当に駄目ですね。インデアンにもボン太にも悪い事したし、インデも地面に転がった寺島を見た瞬間心がやばかったという事で心配かけたし、竹内にも心配かけたし、反省しきり。
…当の本人が一番ケロっとしているのは、幼い頃から父にあらゆるところで「慌てた奴から死ぬ」という教育を受けた賜物です。逆に慌てなさすぎて大昔の交通事故で救急隊員の人に心配をかけた話もいつかしますね…。
まぁ、そんな夜からのカートツーリングだったわけですｗさすがに痛くて寝られなくて、そのまま行ったゴリラ寺島なんですがマジで真似しないでください。そしてボン太…この事故で帰宅まで約20kmくらい？それから飯能行って帰ってきて、翌々日からダイヤモンドヘッドさんにご飯食べに行って、ライコランド東雲に洗車行って、スーパーレーサーさんにご飯食べに行って。今日は新宿まで所要で乗っておりますが、絶好調。立ちごけではレッカーになったというのに…事故は平気なのかい…？一応、レバーは折れたしハンドル曲がったし、曲がったハンドルがタンクに押し込まれてタンクも少々へこんでしまったのですが…。
何て親孝行なんだボン太！！！上半身の筋肉痛と下半身の怪我でひぃひぃ言いながらライコでセルフ洗車したのも、お詫びの気持ちと状態チェックのつもりだったのですが。傷も左ハンドルの先とマフラー、タンデムステップくらいで。ボン太が守ってくれてるねぇ…。マジ、どちらかが動けなくなるまで大事にするからな。T100は素晴らしいです。
そして、SHOEIのJ.O。勿論少し頭も打っていてヘルメットには傷がついているし、かけていたメガネはフレームが完全に歪んだのですが、首から上は一切トラブル無しでした。次の日少しくらい首痛むかなと思ってたのに。噂通り、日本のヘルメットはすごい！
存分に反省しつつ、トライアンフのオートバイとトライアンフ東京の皆様と、SHOEIに感謝しつつ、より気を引き締めてオートバイ生活を楽しもうと思います。
